IIS7.5でクラシックASPの拡張子をASP以外にする

さらにWindowsネタが続きますが、まぁ覚書ということで。
IIS6(Windows2003)では、マッピングを追加すれば、クラッシクASP(VBScriptで記述するASP)のファイル拡張子をasp以外(例えばcgiとか)にすることができましたが、Windows2008R2に付属のIIS7.5でかつアプリケーションプールを32ビットで動作させた場合、単純なハンドラの追加以外にちょっとしたひと手間が必要になります。

(1)ハンドラの追加
ハンドラーマッピング『管理ツールから、役割→Webサーバー(IIS)→インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ 』から、『サーバー名→サイト→WEBサイト名』で、右ペイン『(機能ビュー→)ハンドラーマッピング』でASPClassicと同様にハンドラを追加します。
ここまでは普通の手順になります。
 
 
(2)preCondition設定
続いて、同機能ビューから『構成エディタ』を起動します。構成エディタ画面の『セクション→system.webServer/hander』で『コレクション』の行にあるボタンをクリックします。
上のペインで、追加したハンドラを選択し、下のペインにあるpreCondition設定の値を空欄にします(bitness64を削除します)。
 
 
2011-01-27 | コメント:0件



Windows2008R2ではNTBACKUPでバックアップできないらしい

ここしばらく、Windowsネタが続きますが、サーバー移行の覚書ということで。
Windows2008(R2) では、NTBACKUPからWindows Server Backupというソフトに置き代わり、バックアップの使い方もかなり変わったのですが、昔のNTBACKUPを使いたいとう欲求に駆られるでしょう。私もその一人だったのですが、残念ながらNTBACKUPを使うことができませんでした。
ちなみに、リストアのみでしたらリストア用のNTBACKUPがダウンロードできるので使えます。ただ、R2の方はインストールにはまるかと思います。以下のサイトをご参考に、
NTBackupバックアップファイルをWS2008 & R2で復元  
上記サイトのリンク先Running NT Backup under Windows 7にありましたが、Windows2003からNTBACKUP.EXEを持ってきてNTBACKUPをバックアップとして使う方法を試してみましたが、Windows 2008 R2ではNTBACKUPでバックアップはできないようです。以下試したことを列挙します。
  • Windows 7 64ビット版では動作した(Windows 2003SP2 32ビット版のNTBACKUP使用)。

  • Windows 2008 R2では、「シャドーコピーを使ってバックアップを準備中」で止まる。イベントビューアにVSSのエラーが出力される。

  • Windows 2003SP2 32ビット版のNTBACKUPの場合、イベントID:20(ボリューム シャドウ コピー サービス エラー: ボリューム シャドウ コピー インフラストラクチャをセーフ モードで使用することはできません。)、8193(ボリューム シャドウ コピー サービス エラー: ルーチン CoCreateInstance の呼び出し中に予期しないエラーが発生しました。hr = 0x80040154)が出力される。

  • Windows 2003SP2 64ビット版のNTBACKUPの場合、イベントID:8205(ボリューム シャドウ コピー サービス エラー: IVssCoordinator から IVssShim に QueryInterface を呼び出している最中にエラーが発生しました。hr = 0x80004002。)が出力される。Running NT Backup under Windows 7でも同様のエラーが出た人がいるようで、質問している人がいましたが返答はありませんでした。

  • ダメ元で、http://support.microsoft.com/kb/940032/jaを試してみたが、やはりダメだった。

  • Windows 7 x64でNTBACKUPが動作していたので、Windos 7にインストールしていたアプリ(Visual Stduio 2010、SQL Server 2005、を入れてみたがダメ
 
日本では嵌ったという方がいらっしゃらないようなので報告まで。 
私の場合は、結局NTBACKUPを使うのをあきらめてWindows Server Backupを使うようにしました。
2011-01-26 | コメント:2件



Windows 7 SP1 がOEMへプレリリースされたらしい

Windows7続きの記事です。
Windows7がらみのトラブル(kernel-power41病)を調べようとWindows 7 Forumsをみましたら、Windows 7 Service Pack 1 (SP1) Download Availableとありましたので、リンクを読みましたところ、OEM向けに最終バージョンがリリースされたとのことです。Windows Server 2008 R2のSP1も含まれているそうです。
 
上のURLからはSP1がダウンロードできるようですが、記事によるとリリースが差し迫っているそうなので、マイクロソフト社から正式にリリースが出てからインストールした方がよいでしょう。

2011-01-25 | コメント:2件



Windows7への移行

この年末、年始で、我が社のデスクトップPCが、ほぼWindows7へ移行した。
あわせて、以前の記事で言っていました私のセカンドノートもWin7のネットブックへ移行しました(その記事は後ほどまた書きます)。
後はサーバーをWin2008R2へすれば、我が社のパソコンがWin7系に移行するのですが、ここまでのOSのマイグレーションは我が社始まって以来かもしれない。
 
とまぁ大がかりな移行を行っているのですが、ご多分にもれず我が社もVista飛ばしを行ってWin7へ移行したのですが、そのせいかもう歳なのか何なのかわからないのだが、Win7のデスクトップに慣れるまで時間がかかっていた。私がWin7を使いだしてから1年が経つので移行計画も1年越しということになる。
ただ、同い年の我が社の社長があっさりと使いこなしているところを見て年明け早々、自分の適用力が落ちたことにショックを受けたりしてます。

2011-01-17 | コメント:2件



レガシーのしぶとさ

前回の更新からすっかり間が空きましたが、10/17にあった英検の出来が良くなく、ダメージを受けていたオオフジです。もっとも次の日曜日にTOEICを受験するのでまぁ懲りずに勉強してます。
 
前にも引用したのですが、/.Jさんの記事から、
Windows 7 への移行の壁は、IE6 にあり ビジネスユースでWindows7への移行が進まない理由としてIE6があるとのことですが、私のサイトのアクセスログを調べると、ここ10日程のデータになりますが、約40%のブラウザがIE6でした。
一応技術者向けの硬派なサイトを目指しているので、約40%というと意外に多いと思われますが、レガシーなものって意外にしぶとく残るもんで、他の例で言いますとフロッピーディスクやCSVファイルもしぶとく残っています。
ちなみに『C++/STLでCSVファイルの読み込み』がいまだにアクセス数1位なので、みなさんCSVファイルをまだ使ってらっしゃるのでしょう。
 
という訳で、わが社でサポートするブラウザも後しばらくIE6対応が続きます。
2010-11-03 | コメント:0件
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