通訳案内士試験

本日(これを書いているのは8/31)は通訳案内士(通訳ガイド)のテストでした。
 
海外から来る旅行者に対してお金をとって外国語で日本を案内するには通訳案内士の資格が必要で、この不景気な時代に何時仕事が無くなるかわからないのでこの資格でもとっとけと、社長からの命により昨年から勉強していました。
 
受験科目が英語、地理、日本史、一般常識で、英語は『英検一級相当』ということで、元々どちらかというと理系の私は地理も日本史も苦手で、最初はため息をつきながら毎週末に学校に通っていたのですが、先生の話術がよいのか、仕事よりも勉強の方が変なプレッシャーがない為か、楽しく通わせていただきました。ただ、予習と復習は性格的にあまりせず、社長に怒られながらたまにするといった体たらくでした。
 
今年の受験は、リハーサルということで結構気楽に受けたのですが、ただ、今年通った科目は来年は受験免除になるので、比較的通りやすそうな地理と一般常識を今年の目標に頑張りました。
試験はそこそこ難易度が高く、中には普通では答えられない問題も出ておりまして、英語に関しては皆さん「はしかってなんや~」とおしゃってました(私は、はしか以前に観覧車も覚えていないのですが・・・)。
その他、一般常識の問題で『エヴァンゲリヲンに出てくる第3新東京市がある県は?』みたいな問題が出されてこれのどこが一般常識なんやというのがありました。
  
とまぁこんなノリの(いやいやもっと簡単な問題や真面目な問題もある)テストなんですが、受験者は様々で、若い人からお年寄りまで、また男女の比率もほぼ5分5分で、女性の方が多いかもしれないがあまり女性が多いという印象もありませんでした。
問題は英語は持ち帰り不可で、その他の科目は問題を持ち帰って構わないのですが、なぜか「受験票にメモを取らないで下さい」という注意が流れて『そんな奴いるか~』と思っていたら実際に注意されている受験者が居たり、私の横で受験していた兄ちゃんが試験の合間に別の資格試験(応用情報処理だったかと思うがベン図のページを必死で見ていた)の勉強をしていたり、試験が終わって同時に受けていた社長の建物まで行こうと歩いていたら女性の受験者と目があって『あなたは私に興味があるかもしれないけれど私はあなたに興味はないわ!』って感じで目をそらされて(いやいや俺はもうそういうの終わっているので・・・)腹が立ったり、普通の資格試験とはちょっと違う体験をしました。
 
と言うわけで来年は受かるといいなということで反省会でした。
2010-08-29 | コメント:0件

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