ここしばらく、Windowsネタが続きますが、サーバー移行の覚書ということで。
Windows2008(R2) では、NTBACKUPからWindows Server Backupというソフトに置き代わり、バックアップの使い方もかなり変わったのですが、昔のNTBACKUPを使いたいとう欲求に駆られるでしょう。私もその一人だったのですが、残念ながらNTBACKUPを使うことができませんでした。
ちなみに、リストアのみでしたらリストア用のNTBACKUPがダウンロードできるので使えます。ただ、R2の方はインストールにはまるかと思います。以下のサイトをご参考に、
NTBackupバックアップファイルをWS2008 & R2で復元
上記サイトのリンク先
Running NT Backup under Windows 7にありましたが、Windows2003からNTBACKUP.EXEを持ってきてNTBACKUPをバックアップとして使う方法を試してみましたが、Windows 2008 R2ではNTBACKUPでバックアップはできないようです。以下試したことを列挙します。
- Windows 7 64ビット版では動作した(Windows 2003SP2 32ビット版のNTBACKUP使用)。
- Windows 2008 R2では、「シャドーコピーを使ってバックアップを準備中」で止まる。イベントビューアにVSSのエラーが出力される。
- Windows 2003SP2 32ビット版のNTBACKUPの場合、イベントID:20(ボリューム シャドウ コピー サービス エラー: ボリューム シャドウ コピー インフラストラクチャをセーフ モードで使用することはできません。)、8193(ボリューム シャドウ コピー サービス エラー: ルーチン CoCreateInstance の呼び出し中に予期しないエラーが発生しました。hr = 0x80040154)が出力される。
- Windows 2003SP2 64ビット版のNTBACKUPの場合、イベントID:8205(ボリューム シャドウ コピー サービス エラー: IVssCoordinator から IVssShim に QueryInterface を呼び出している最中にエラーが発生しました。hr = 0x80004002。)が出力される。Running NT Backup under Windows 7でも同様のエラーが出た人がいるようで、質問している人がいましたが返答はありませんでした。
- ダメ元で、http://support.microsoft.com/kb/940032/jaを試してみたが、やはりダメだった。
- Windows 7 x64でNTBACKUPが動作していたので、Windos 7にインストールしていたアプリ(Visual Stduio 2010、SQL Server 2005、を入れてみたがダメ
日本では嵌ったという方がいらっしゃらないようなので報告まで。
私の場合は、結局NTBACKUPを使うのをあきらめてWindows Server Backupを使うようにしました。
Windows7続きの記事です。
Windows7がらみのトラブル(
kernel-power41病)を調べようと
Windows 7 Forumsをみましたら、
Windows 7 Service Pack 1 (SP1) Download Availableとありましたので、リンクを読みましたところ、OEM向けに最終バージョンがリリースされたとのことです。Windows Server 2008 R2のSP1も含まれているそうです。
上のURLからはSP1がダウンロードできるようですが、記事によるとリリースが差し迫っているそうなので、マイクロソフト社から正式にリリースが出てからインストールした方がよいでしょう。
英検のテスト(結果は残念・・・・)が両国にあり、試験後ぶらぶらしていましたら、旧安田庭園というのがあり、
せっかくなので見てまいりました。
ちょうど、建設中のスカイツリーが見えます。
反対側をみると両国国技館が見えます。
この年末、年始で、我が社のデスクトップPCが、ほぼWindows7へ移行した。
あわせて、
以前の記事で言っていました私のセカンドノートもWin7のネットブックへ移行しました(その記事は後ほどまた書きます)。
後はサーバーをWin2008R2へすれば、我が社のパソコンがWin7系に移行するのですが、ここまでのOSのマイグレーションは我が社始まって以来かもしれない。
とまぁ大がかりな移行を行っているのですが、ご多分にもれず我が社もVista飛ばしを行ってWin7へ移行したのですが、そのせいかもう歳なのか何なのかわからないのだが、Win7のデスクトップに慣れるまで時間がかかっていた。私がWin7を使いだしてから1年が経つので移行計画も1年越しということになる。
ただ、同い年の我が社の社長があっさりと使いこなしているところを見て年明け早々、自分の適用力が落ちたことにショックを受けたりしてます。
バージョンが0.5Xから0.6に変わりましたが、機能的には特に変わりません。
前回のリリースから継続的に実行性能の強化をしてまして、だいぶ速くなったので一旦リリースします。
どこまで速くなったかですが、ADP 0.60と各ブラウザとのフィボナッチ数列を求めるプログラムの実行時間の比較を行います。
ちなみに、JavaScriptのコードですが、
こちらにあるコードを使わせていただきました。
ADP側のコードは、以下のとおりです(高速化のためには元のソースも変更する必要がありましたので前とは若干変わっています)。
+fib(0,0),!;
+fib(1,1),!;
+fib($x,$y),fib($x - 1, $f1),fib($x - 2, $f2), $y == $f1 + $f2, !;
,fib(28).printn;
◆マシン
・CPU Core i7-980X
・メモリ 24GB(DDR3-1066 4GB × 6)
・OS Windows 7 Ulitimate (x64)
◆結果
28のフィボナッチ数列を求める時間
IE8(64ビット版) | 368ミリ秒 |
FireFox 3.6.13 | 167ミリ秒 |
Google Chrome 8.0.552.224 | 9ミリ秒 |
ADP 0.60 | 226ミリ秒 |
ADP 0.60の結果ですが、
IE8以上、FireFox3.6未満という結果になりました。個人的にはまだまだ不満足ですが、競争が激しくなったブラウザのJavaScriptとそう遜色がない結果になっているのでひとまず納得しておきます。
またGoogle Chromeの結果が突出していますが、これはJITコンパイラが利いているかと思います。この手のベンチマークの結果を誤解してほしくないので書いておきますとどんなプログラムも常にGoogle Chromeが突出して速いと言っているわけではござませんので結果を丸々鵜呑みにしないように注意してください
(実際の体感速度は皆様が使ってみて判断してください・・・)。
で、ここまでくると
『いったいどこまで速くなるのか?』
と疑問に思われるでしょう。というわけで、アセンブラ(正確にはインラインアセンブラ)のコードと実行結果を載せます。
#include <iostream>
using namespace std;
#if 0
int __fastcall fib(int f)
{
if ( f == 0 ) return f;
if ( f == 1 ) return f;
return fib(f-1) + fib(f-2);
}
#else
extern "C" {
int __declspec(naked) __fastcall fib(int f)
{
__asm push esi
__asm mov eax, ecx
__asm cmp ecx, 0
__asm je _return
__asm cmp ecx, 1
__asm je _return
__asm dec ecx
__asm call fib
__asm mov esi, eax
__asm dec ecx
__asm call fib
__asm add eax, esi
__asm add ecx, 2
_return:
__asm pop esi
__asm ret
}
}
#endif
int main(int argc, _TCHAR* argv[])
{
clock_t c = clock();
cout << "fib = " << fib(28) << endl;
cout << "Execute time is = " << (clock()-c)*1000.0/CLOCKS_PER_SEC << endl;
return 0;
}
プリプロセッサでアセンブラコードが動くようにしていますが、コードはC言語との比較もできるようにCのコードも掲載しています。Visual Studio 2008でコンパイル実行できます。実行時間は4m秒でした。ちなみに、フィボナッチ数例自体を高速に求める方法は他にあります。以前の例のようにADPキャッシュを使えば数ミリ秒になります。ここでは再起関数の呼び出し回数を変えないようにして各プログラミング言語自体が持つ基本的な速度について比較できるようにしています。