英検1級受験2016年度第3回、TOEIC217の結果

 忙しさにかまけているうちに、前回の更新から冬が過ぎ、Ryzenが出荷され、桜の季節になりましたが、2017年度第1回の英検の申し込みをしたのですが、2016年の第3回の結果をのせていなかったので、遅ればせながら結果を掲載します。

英検1級一次得点推移(2016年からは換算値)
 2014/12014/22014/32015/12016/12016/22016/3
語彙・熟語11101111141515
読 解13151010191522
リスニング18191817211720
作 文4131616232015
合計48575554776772
CSE    201419401897

TOEICの成績推移(217回まで)
 190191192193194195196198199200201202
L445395420360405415395445420430400425
R390370385340370410380350435390375335
T835765805700775825775795855820775760
 210211213217
L440440445385
R395425370395
T835865815780


前回偉そうなことを言ったのですが、2016年1回、2回、3回と徐々にスコアが下がっていき危機感が出ているのですが、同時に受けたTOEICの成績も芳しくなくどげんかせんといかんと思う今日この頃です。
実は、実際に英検を受けた感覚では手応え自体は変わっていなく点数もライティングが主に下がっているのでテコ入れとしてはライティングを行えばよいかとも思うのだが、リスニングの得点率も良くないのでそのテコ入れも必要かと思う。
TOEICに関しては、例年冬場に成績が下がるがさらに言えばTOEICの勉強はしなくなった上に以前は毎月受験していたが最近では英検に合わせて受けているので、点数が下がるのは致し方ないところかもしれない。

とまぁ、無事に2017年第一回の申し込みを終えたのですが、これで次回の受験で3年経つことになる。当初は2年で合格するはずだったのだが・・・。

と、あまり悩んでも仕方ないので気晴らしに下を見ることにすると、2017年の2月頃のニュースになりますが、京都府教育委員会の発表によると、中学の英語教師でTOEICを受験した74人中730点以上をとったのは16人で平均が578点だったらしい。正直に言いますとこういうニュースを聞くと、

『私を苦しめていた中学時代の英語教師に英語で勝った。』

とある種の程度の低い優越感が出てきてしまうのですが、まじめに『中学の英語教師にTOEIC受験』と考えるといささか疑問点が出てきます。以下、私自身の経験をもとに中学の英語教師にTOEIC730点は必要か?を考えてみましょう。

578点は割と高い

 578点は概ね受験者全体の平均点ということになります。当たり前ですがTOEICを受験しようというのだからある程度自信がある方や意識の高い系の方が受験されるでしょう。このあたりの点数のレベルはC(470-725点)になり、『日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。』ということになります。
私がこのくらいの点(560点前後)の時に『日常生活のニーズを充足する』と言われてもピンと来なかったですが、後から考えるとその位の実力はあったかと思う。実戦がなかっただけだったと思われる。語学留学前のスコアは855点だったが、もっと低い点数で(もっと早めに)留学しても良かったかと思いました。実際に周りの留学者もそのくらいの実力でした。
この点数(578点)ということは基本的な文法はマスターしており、実戦的なリーディングもある程度は出来て、リスニングについても相手が何を言っているかは理解できる。ぐらいの実力になります。もっとももちろん個人差はありますが。

さて、TOEICで578点から730点を目指すには、何が必要かということになるでしょう。
実はTOEICではあまり文法は必要ではないです。全くではないが文法問題はあまり出ないし語彙力や慣れでカバーできる範囲が大きい。もちろん文法のおさらいは必要ですが、日常的に文法をやっているであろう中学の英語の先生には、どちらかというと慣れが必要になるかと思います。
TOEIC受験者で578点ということはリスニングでは問題を聞いている途中で嫌になり、リーディングの問題は最後まで解けないかと思います。これらを改善するにはとにかく数をこなす必要があります。つまり慣れです。ニュースではセミナー受験後にTOEICを受けたとありましたが、私の場合を例にとると、500点中盤から700点を超えるのに概ね3年程掛かりました。1日平均して1時間の勉強だったので1000時間ぐらいの勉強時間になるかと思う。ので、もし教育委員会が本気で英語教師の英語力を上げたいを思うのなら年単位での取り組みが必要になるでしょう。以下、何を慣れる必要があるか、具体的な壁を3つほど説明します。

発音

 発音は本当に苦しんだし今でも苦しんでいます。私が30歳頃に英語をやり直そうと思い英語のテープを聞いた時に、何を言っているのかさっぱりわからなかった思い出がありました。そこから3か月位とにかく聞き倒し、少し自信をつけてTOEICを受験して400点で愕然としました。また、560点ぐらいから700点を目指すときにも、リスニングを再度やり直しました。この時に厄介だったのが中学や高校の時に中途半端な発音の状態で覚えた英単語で、つまり間違った発音で覚えているので、リスニングで聞いても音がその単語に結びつかないことが多々ありました。それを一つ一つ修正する作業が必要になりました。特にカタカナで覚えた英語は厄介で、それは後にも続いていて、ラーニングとかランゲージとかサースデイなんかは留学中に通じないことが発覚して直した。という訳で発音一つとっても時間がかかるということが理解できるかと思います。
発音が出来ていないということはきちんと音が拾えないということで、そういう方は初心に戻って個々の発音記号を覚えるところからやり直した方が最終的には時間の節約になります(というか私は結局発音記号を覚えた)。
・辞書で発音記号を見たときに発音が再現できるか?
・知らない単語を聞いた時にネットで検索できるぐらいに音が拾えているか?
ということになる。もちろん完璧にできる必要はないが、ある程度は出来る必要があります。

私は留学中に『お前は何を言っているのか解らない』と言われたのでスピーチの時に原稿を書いた後に、読み仮名のように発音記号を付けて発音記号を読んでやったことがあった。そうしたら『少しましになったじゃん!』と褒められた経験がある。

ちなみにここまでやっても私の発音は日本語訛りが抜けきってないようで残念ながら誰かを教えるなんて程遠いと思っている。せいぜい会話に困らない程度になっている。
先生として使えるようになるまでにはさらなる努力(または才能)が必要で、730点レベルという教師としては中途半端で使えない能力を身に着けさせる意味がどこまであるかと疑問に思う。むしろALTを充実させた方が良いのでは?と思います。
ただ、英語の発音は悲しいくらいに日本語と離れていて、日本語も完璧でない中学生にそこまで教える必要があるのかとも思える。私が中学の時の頃を思い出すとその当時に例えばネイティブに発音を教えられても多分できなかったでしょうからその後の苦労は変わってなかったかもしれない。つまりやりたい人だけがやればよいかと思う。

文法

 中学英語の文法にも後々苦しめられた。正確には文法というか英語のテストのやり方で、文法を元にして英文に正解不正解を付けるところにある。例えば以下の文を見たときに、何と解釈するかである。

The man standing on the bridge.

多分、中学の英語の先生なら反射的に『isがない!』と思うかと思います。実はこの文は恐らく通じます。というか文脈を考えた場合、

The man standing on the bridge.

と言おうが、

The man is standing on the bridge.

と言おうが、両方とも相手から『それで、彼がどうした?』と言われるでしょう。角度を変えて説明すると上の文は文法的に間違いとまでは言えなくて、いわゆるインコンプリートセンテンス(不完全な文)になっているだけです。ので、以下のように(間違いも含めて)日本語に訳すことができます。

The man standing on the bridge. 橋の上に立っている男。

The man is standing on the bridge. 橋の上に男が立っている。

文法の正しさばかりに目が行ってしまい、気を取られてしますと時には相手が何を言いたいのか見失うことがあります。文法というのは意図や情報を伝えるための手がかりであり○×を付ける為のものではないということです。
さらに文脈と絡めて、『橋の上に立っている男は私の父だ。』と言いたい場合は、それぞれ以下の通りになるでしょう。

The man standing on the bridge is my father.

The man is standing on the bridge. He is my father.

こうしてみると元の上の文がインコンプリートセンテンス(不完全な文)であることが良く解るでしょう。元の文に is my father を足すと完全な文になります。元の文は、間違いではなく、その後に続きがあった事になります。
インコンプリートセンテンスに関連してフラグメント(断片)というものもあります。

The man standing on the bridge is my father.

の文は、

The man / standing on the bridge / is / my father.

4つのパート(フラグメント)に分割できます。英語では(に限った話ではないが)フラグメントの単位で意味を理解していくことになります。フラグメントの理解は重要で、これが次に示す語順の話になります。

語順

 英語の語順は日本語と異なりますが、TOEICで730点を目指すには英語の語順のまま英語を理解する必要があります。つまり

The man / standing on the bridge / is / my father.



男 / 橋の上に立っている / は,です / 私の父

の状態で意味を理解します。かなり違和感があるかと思いますが語順を入れ替えないで、そのままの流れで理解する必要があります。語順のマスターは多くのTOEICの対策本にも書いてあることで、研修でも必要と教わったかと思いますが、私も含めてほとんどの日本人がそうですがこれが中々難しいです。
語順を日本語の順番に戻してから意味を理解する場合、例えるとキーボードを見ながら文章を打つのに似ています。タイプをする場合、キーボードを見ながら打つのと見ないで打つ(タッチタイプ)をするのとではスピードが断然違うでしょう。もちろん訓練が必要ですし最初のうちは却って理解が下がる(点数が下がる)ことになるかと思います。が訓練を続けていくとぐっと伸びるようになります。
語順のマスターですが、私の場合は耳で覚えました。リスニング中にイントネーションに気を付けて英語を聞くと、フラグメント単位でしゃべっていることが解りますので自然とフラグメントを理解できるようになるかと思います(もちろん慣れが必要ですが)。
ちなみに、この能力もマスターするのに時間がかかる割に、英語を教えるのに役に経つのかどうが疑問です。まぁ語順をマスターしないとネイティブと自然な会話ができないのでそういう意味では必要かもしれません。
私の場合は3年ぐらい掛かった上にまだまだ完璧ではありません(まぁ何処まで完全を求めるのかにもよるのですが)。


という訳で、言う方は簡単に730点取れというが、それを達成するのに必要な能力を考えるとはたして教師として本当に必要な能力か疑問が出てきますね。例えば体育の先生に『空中ブランコをやれ』というようなものかと思うのだがどうでしょうか?という話でした。
2017-04-04 | コメント:0件



英検1級受験2016年度第2回、TOEIC211、213の結果

地味に忙しくなり、すっかり更新が滞ってしまったブログですが、英検の結果とTOEICの結果が出そろったのでアップします。

英検1級一次得点推移(2016年からは換算値)
 2014/12014/22014/32015/12016/12016/2
語彙・熟語111011111415
読 解131510101915
リスニング181918172117
作 文41316162320
合計4857555477,2014(CSE)67,1940(CSE)

TOEICの成績推移(213回まで)
 190191192193194195196198199200201202
L445395420360405415395445420430400425
R390370385340370410380350435390375335
T835765805700775825775795855820775760
 210211213
L440440445
R395425370
T835865815


英検の結果は、前回から成績が下がった。TOEICの方も一度Aランク(865)と取った後に815と点数が下がった。留学直後からどうしても点数が下がってしますのは致し方ないところか。ただ、試験の勉強したり、実際にガイド業務をやってて思うのだが以前より理解力は上がっている実感はある。このあたりは点数では測れないものがあるようだ。もっとも日本語の理解力を100%としたら英語での会話は70-80%ぐらいの理解力でもう少しアップさせたいという気持ちもある。 ちなみに英検の方はリスニングの点が下がり、TOEICの方はリーディングが下がったが、これは持久力が落ちたからのようだ。確かに四六時中英語を使う訳ではないので持久力は落ちるかと思われる。そういえばTOEICのリーディングですが、211回は残り2問で、213回は残り8問だった。 とだらだらと書いたが次回の英検は合格するように頑張りたい。少なくとも点数が下がることは避けたい。

さて、そんなこんなでネットを見ていたら、以下の記事が目についた。 「いつまでも英語や資格の勉強が終わらない人」に共通する残念な考え方 前に私のブログでもリンクさせていただきましたが、いわゆる伝説のプログラマーの記事である。
あなたのやるべきことは英語を勉強することではありません。英語を使って何かをすることです。
実際に英語を勉強している者にしてみればモチベーションを落としかねないコメントですが、私と同様にモチベーションを落としそうになった人に向けて経験談を含めて少し反論しましょう。 多くの日本人にとって英語の習得は時間がかかります。私もそうですがほとんどの日本人は英語に向いていないし英語を使わなくても生きていけました。が、私が英語を勉強していなくてこの記事にあるようにいきなり英語で何かをやろうとしても恐らくダメだったでしょう。例えば英語を勉強しだして最初の方は、たった10分間、英語を読んだだけで体が拒否反応起こしました。とてもじゃないが英語を使って何かをする以前のレベルの人もいるということです。仕事で使えるようになるまでに10年以上かかりました。その間、俺は何をやっているのだ、とう感覚にとらわれながら、一向に上達しないで、ひたすら勉強を続けていき、気が付いたら少しは使えるようになってきたのです。ただ、気を抜くと、このブログでもあるとおり、レベルが下がったりする訳です。なので英語の勉強は恐らく一生することになるでしょう。 まぁ要するに、小学生に『あなたのやるべきことは国語を勉強することではありません。国語を使って何かをすることです。』と言えば、『能書きはいいから』となるでしょう。 英語に関してのアドバイスで何時も思うのですが、通り一遍の話ではなく相手のレベルや状況を鑑みてアドバイスしましょう。 ちなみに、ものすごく気になるのですが、コメント主さんですがプログラミングの勉強もしたことがないそうです。私は独学ですが学生時代にそれそこ四六時中プログラミングの勉強をしていました。特に大学に入ってからはバイト代を本を買うのにつぎ込みましたが、その経験がその後とても役にたったのですが『勉強をしたことがない』というとどうしても技術者として不完全なものを感じてしまうのですが、まぁ、世の中にはそういう技術者もいるんだと感心しました。いや、アセンブラのニーモニックから始まって、ソートとか検索というアルゴリズムの基本はどうやって身に着けたのか気になるところです。
2016-11-06 | コメント:0件



英検1級受験2016年度第1回、TOEIC210、TOEIC-SW 2016/5/15の結果

留学が終わって、各種英語のテストを一通り受験してみました。
結果ですが受験した順番で、TOEIC-SWがS:120 W:140、TOEICは835、英検1級の方は不合格でした。
思い起こすと、2年で英検1級を合格するという目標を立てましたが残念ながら未達成でした。ただ、得点が一次:2014点で合格点が一次:2028点ですので、後14点ということで、このまま精進すれば次回は合格するかと思われます。
TOEIC-SWとTOEICの結果がちょうど2年前と同じで、『わざわざ留学してこれか?』と思い愕然としました。普段ならあまりこういうことで崩れるメンタルではないのですが、さらに英検1級の学校で行ったテストのライティングの点数が低く、さすがにモチベーションを保つことができなくなり最後の頑張りが出来なかったです。もっとも、調子が良ければよかったで勉強しなくなるから実力どおりと言えばそうなのかもしれないが。
ただ、TOEICとTOEIC-SWの点数が低いのはさすがに、勉強していかなかったからのようで、TOEICに関しては今月も受験しましたが、先月よりも出来は良かったです。TOEICですが英検の前後であと1,2回受験したいともいます。
TOEIC-SWの方は、何をすればよいのか今一つ良く解らない感じで料金も高いので、気が向けば年1回のペースで受験しようかとおもとります。
ちなみに、通訳案内士の登録も終わりガイドデビューもしましたが、やはり実践に勝る経験はないようで、仕事となるとやる気が格段に違ってきました。のでガイドの仕事を続けて行けば英語力の維持は可能だと思います。

(1)英検
 今年の1回目からシステムが変わりCSEというスコアで結果が出るようになった。これにより合格・不合格という尺度ではなくTOEICのようにスコアで比較が出来るようになったようです。つまり理論的には、英検準1級と1級を同時に受験すれば同じスコアが出るということらしいです。ということでいつか英検準1級と1級をダブル受験しようかと思います。CSEですが満点が4000点ですが、英検1級で取得できる最高得点は3400点らしいです。
とまぁ、英検の回し者のようにCSEの説明をしていますが、ただ個人的には前の方が良かったという思いが拭えません。例えばTOEICの場合、問題の中には簡単なものもあれば難しいものもあり、それにより得点を10から990へとスケーリングが可能かと思いますが、英検の場合、問題の難易度は1級のモノに集中しておりその難易度から外れたスコアの正しさが今一つ解りません。また自分の過去の得点の推移を見て感じたことは、学習時間と得点が比例関係になく同じような点数をずっと続けるた後にぽっと点数が上がるという感じになるので細かく点数を出されても学習者にとってはどうだろうという印象もあります。
もっとも単に1級合格といってもギリギリで合格の人と余裕で合格の人とはやはり英語力には差が出てくるでしょうから評価する人にとっては使いやすいかもしれません。
という訳で、ここでは一次試験の結果を従来の得点ベースで換算して出します。換算方法ですが作文以外は正確に出せるのですが、作文については満点が変わった(28→32)ので比較の為に従来の点に換算(0.875を掛けて四捨五入)しています。

英検1級一次得点推移(2016年からは換算値)
 2014/12014/22014/32015/12016/1
語彙・熟語1110111114
読 解1315101019
リスニング1819181721
作 文413161623
合計4857555477,2014(CSE)

 全体的に1年前と比べて得点は上がっています。作文が高め(得点率81%、合格者の平均点と同じ)でリスニングが低め(得点率55%、受験者の平均以下)です。リーディング(語彙・読解)は若干低い(得点率63%、受験者の平均)になります。リスニングが低いのは単純に疲れが出たからだと思われます。主にPart2の得点が低いのですが(10問中3問正解)完全に休んでいました。Part1が10問中6問正解で、Part3が5問中4問正解、Part4が2問中2問正解ということでリスニング対策というより持久力をつける方向で精進したいと思います。具体的には英語のドラマを見たりとかになります。
作文については評価が難しいです。というのも英検の予備校での模試の点数はあまり高くなく10点とかでしたが本番では26点でした。作文は前回から評価方法が変わったらしく以下のとおり詳細が出ているのですが、
内容:7点
構成:8点
語彙:6点
文法:5点
(それぞれ満点が8点)となっています。構成の点が高いような気がしますがその他はこんなもんだろうとも思います。
実はエッセイは留学中に何回か書いており結果もそう悪くなかったので模試で10点というので『やっぱり英検の1級は違うのか?』とも思ったでのですがどうも文章の評価は主観が入るので模試の採点者と合わないということでもう予備校にはいかないでおこうかと思ってます。一応本場でそれなりに勉強してきましたからそれを信じることにします。もっとも勉強自体は続けた方がいいので代わりとどうするかは思案のしどころではあります。が、日ごろから積極的に英語を使っていけば大丈夫かなとも思ってます。



(2) TOEIC
 TOEICもちょうど、210回目から試験のシステムが変わりました。リスニングのPartIが少なくなり、PartIIIとPartIVで図が入ってきたり、『この発言の意図はなにか?』的な問題が出たりしました。リーディングでは文章が3つ出くる問題が追加されました。個人的には変わった後の方が解きやすい気がします。
TOEICの成績推移(210回まで)
 190191192193194195196198199200201202210
L445395420360405415395445420430400425440
R390370385340370410380350435390375335395
T835765805700775825775795855820775760835


 210回の結果と190回(2年前)の結果が同じで、『留学の結果がこれか?』と一瞬、眩暈を覚えたのですが、2年前は比較的必死で勉強したのに対して今回はまったく準備をしなかったのでそれにしては良くできた方かもしれないと思いなおすことにした。アビリティーメジャーを見ると『フレーズや文から話しての目的や暗示されている意味が理解できる』というのが追加になり、それの得点が悪いです(得点率50%)。確かにいきなり『どういう意図でこれを言ったか?』という趣旨を問う問題が何問かあり『おっ』とした記憶があります。ただ問題数自体がそう多くなかったので(確か2,3問)、特段対策等は考えなくてもよいかとも思います。強いて言えば前もって問題文を読んだ時に意図の問題だと解れば、そのフレーズを覚えておけばリスニング中に意図を取るのは私にとっては難しくはないかと思います。実際に211回はそんな感じで対応しました。
リーディングは、塗り絵(でたらめにマークしたもの)が9問ありました。最後の2つのパッセージが出来なかったです。こちらの方は完全にペースが掴めなかったようです。ただ正答率は高かったようで、留学前はだいたい5問程度塗り絵で同じぐらいの点数だったのでまぁ回を重ねたら元に戻るかと思う。ただ、前からの方針でTOEICの受験に際して読み飛ばしとかPart??からやるとかを行わないで馬鹿正直に先頭からきちんと読んでやっているのであまり点数は伸びないかもしれない。が、せっかくなので過去最高点(435)は超えたい。ちなみに211回は受験済みでこちらは塗り絵が2問でした。ので少しは点数が伸びているかと思われる。


(3) TOEIC-SW
 一年振りに受けたTOEIC-SWの結果は以下のとおり、
TOEIC-SWの成績推移
 2014/5/182015/5/172016/5/15
S120110120
W140130140

 こちらもTOEICと同様2年前と同じ点数になった。準備をしていなかったのもあるが、そもそも論として自由度が高いので今一つコツが掴めない。実はスピーキングは15秒で答える問題が1問まるまる落としたのだが(無回答)、結果にはあまり関係ないとも思う。このテストだが、発音とイントネーションの評価をそれぞれ3段階で行ってくれる。今まではそれぞれMediumで今回も変わりないがこれをHighが取れるように頑張りたい。ちなみに留学で変化なしというもの凹む。ちなみに最初のリーディングが留学前は22,3秒前後でパッセージを読んでいたが、留学後は12,3秒になった。読むスピードが速くなったのが実感できた。ライティングは最後のエッセイが270ワード書いた。こちらは留学前が240ワードだったので少し伸びた(得点にはあまりつながらなかったが)。TOEIC-SWも続けて受験したら点数が伸びるとは思うが、毎年誕生日前後に受験しているので恒例行事にしようかとも思う。毎回勉強せずに受験すれば素の実力が図れるのでちょうどよい。

帰ってから意外にやることがあり、ブログの更新をサボっていたのですが、溜めるとやっぱり良くないということにちょっと気が付いた。
2016-06-28 | コメント:0件



語学留学28週目(4/29)終了 TOEIC-SW 2016/05/15の受験

 早いもので、留学が終わって日本に帰国して2週間が経ちました。
留学の方は無事(?)に卒業しまして、その足で帰国しました。帰国後、バタバタしておりましてブログの更新が滞ってましたのが、ここいらでアップデートしておきます。
 10.15
1学期目
11.15
2学期目
12.15
3学期目
01.16
4学期目
02.16
5学期目
03.16
6学期目
04.16
7学期目
Level106107108109110111112
GPA3.32.93.23.13.02.62.6

 最後に成績が振るわなかったのは110からリーディング・ライティングクラスに変わった関係でしゃべりの方がおろそかになりそのおかげで今一つスピーキングが上達しなかったようだ。7ヶ月で何処まで上達したがが気になるところではあるが、とりあえず各種資格試験を受けることにする。ちなみに1年振りにTOEIC SWを受けた。結果は良く解らないが音読が前回より早く読めるようになった。前回は25秒程度でパッセージを読んでいたが今回は13秒位で読めるようになった。3倍になれば大佐に褒められるが2倍なので残念ではある。
帰国後の英語力の維持をどうするかだが、ちょっと思案のしどころではある。とりあえず、通訳案内士の登録の方を済ませたのでいよいよ実戦で使っていくのがよいかと思われる。後は、
さらに長期プランになるが、ADPのマニュアルの英語化を進めたいし、一回外資系の企業に勤めてみたい気もしている。悩ましいところではある。

 さて、一通り、留学が終わったので今後の為に反省を行いたい。当初2,3ヶ月の予定で始めたが、結局7ヶ月留学したことになる。帰国して改めて感じるのは何やかんやで会話力は上がったようだ(繰り返しになるがその会話力の維持をどうするかが問題であるが)。一番の反省点だが、発音については日本にいるときにしっかりとやっておいた方がよかった。ネイティブの方は日本語訛りを聞いて、『違う』とは言えるが何処をどう直せばいいかまでは解っていないようであった。そういう意味ではホストファーザーが一番為になった。中国人・韓国人・台湾人の中で悲しいくらいに日本人の発音が一番わるかった。一旦日本に帰国したときにみっちりと発音を練習したらだいぶ治ったようだが、それで他の事(ライティングの練習)を行うとまた発音がおろそかになってもとに戻るという繰り返しだった。
日常生活はあとで振り返ると信じられないくらいストイックだった。4月の後半に日本に帰るとなったら一気にやる気がなくなった。まぁ、テレビもないし7時までには帰宅しなければならないし朝の8:30から授業が始まるわでよくやったかと思う(まぁ、それだけ英語力を伸ばしたかったらしい)。
さて、語学留学ということで語学学校に通った訳ですが選択肢としては大学に通うというのもあったかと思う。これが悩ましいところだが、純粋に語学力を高める場合はやはり一度は語学学校に行って正解だと思った。ちなみに大学となるとコンピュータサイエンスを受講することになるが知っていることをやる場合は何も勉強にならない上に知らないことを学習する場合は英語力がついていかないのでボロボロと聞き損じが出てしまう。知らないことで英語の勉強も兼ねてやればよいのだろうが英語の勉強だけでヒーヒー言っていたのでまぁ英語力に集中してよかったかと思う。ちなみに語学学校でもレベルが110になると基本的な文法は卒業して応用的なことを行ったのだが、応用的なことになると例えばプレゼンテーションの場合、英語力以外の能力の勉強になるため英語の方がおろそかになった。プレゼントとかは充分なので個人的にはもう少し文法等の強化を行いたかった。
クラスメートがほとんどが20歳前後の人になるのでやはりジェネレーションギャップを感じた。大学院とかになるともう少し近い年齢の方と勉強することになるかと思う。もっとも大学院に行く程の英語力が無かったのだが、次回、渡米する場合は大学院か仕事で行きたい。
2016-05-22 | コメント:0件



語学留学21週目(3/13)、通訳案内士合格

 早いもので、年が明けてから3月も中旬になりましたが、一応更新しておきます。
先ず、6年間にわたり私を苦しめてきた通訳案内士試験ですが、晴れて合格しました。
そういえば、2次試験のレポートも書いていませんでしたが、2次試験は昨年の12月13日にありました。英検と違いとにかく拘束時間が長く内心二度としたくないと思っていたところで今一つ自信がなく合格と知ったときは、うれしさ半分、ウソだろう?という気持ちが半分でした。何はともあれ合格できて良かったです。
語学留学の方は、02.16 5学期目からリーディング・ライティングをやるようになった。
その5学期も終わり今は6学期目に入っています。成績は以下のとおり
 10.15
1学期目
11.15
2学期目
12.15
3学期目
01.16
4学期目
02.16
5学期目
Level106107108109110
GPA3.32.93.23.13.0

かろうじて3.0を確保したかという感じだが、まぁ、成績が今一つ振るわなかったのは花粉症になりファイナルテストの成績が今一つだったからだと思われる。

最近は、言葉が口をついて出るようにはなったが、文法が今一つで、評価シートにも"Work on accuracy in speaking"と書かれた。まぁ仕方がない。後7週間で語学留学も終了になるので悔いがないように頑張りたい。
2016-03-13 | コメント:0件
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