プログラマ35歳定年説を検証する part1 - TopCoder

気が付けばまたもやブログの更新がおろそかになっていたので近況がてら更新します。 ちなみに、スマートフォンはもういやだ!と思っていたのですが、業務命令でiPhone4S(ア・イ・フ・ォ・~・ン)を予約したのですが1ヶ月待ちとのことで今しばらくはX01Tとのお付き合いになります。まぁ手に入ったらまたレポートなんぞをしてみます。 ADP1周年記念やSQLのパフォーマンスについてのまとめページが進んでいませんし、ダジャレクラウドとか地味にその他に書くことがあるのですが、最近ちょっと関心を持った話題を書きます。 今から20年以上前にまことしやかに囁かれた『プログラマ35歳定年説』という仮説がありまして、まぁ『35歳ぐらいになったらプログラマとしては役に立たなくなる』という感じで使われたりします。まぁ一種の都市伝説のようなものですが、実際に信じている人も多いようで ぐぐる グーグル先生で検索すると未だに肯定するような記事も出てきます。 私は今年で40歳を超えるのですが、いまだに開発を行っていますし何よりこのブログが『俺は使える事を』証明しているとも思わなくもないですが、もっと客観的に証明する手段として、TopCoderというものがあると思いましたのでそのお話でもしてみます。 TopCoderというのは、プログラミングコンテストの一種で、競技プログラミングとも呼ばれており、制限時間内(75分)にお題にそったプログラムを組むというものです。 問題は、簡単・普通・難しいと3つ出題され、それぞれ難易度とプログラミング時間によってポイントが付き、そのポイントを競うというものです。 単純にプログラミングをして終了ではなく、プログラミング後、他のメンバーが作成したプログラムを参照できバグを発見したら(バグを現出させるテストケースを与えれば)、別途ポイントがもらえます(チャレンジという)。 そのようにやってポイントを稼ぐと、レーティング(通算ポイントのようなもの)が貰え、そのレーティングによって順位付けがされるというものです。 私の現在のレーティングは1391になりますが、これは9138人中の2047位(全世界)、766人中の141位(日本)らしいです。 この順位で私が使えることが証明されたかどうかは実はいまいちなのですが、私より順位が下の人には某一流大学の人たちもいますので、そういう意味では『まだまだ若いもんには負けていない』ということはいえるかと思います。もっとも私より上位にも某一流大学の方が居るので一概に某大学生に勝ったとはいえません。 レーティングが上位になると『レッドコーダー』と呼ばれるようになります。なぜレッドかと言いますとレーティングによってIDが上から、レッド、イエロー、ブルー、グリーン、グレイで色分けされる関係でそう呼ばれるようです。私の現在の色はブルーになります。参加しだして間が無いのでなれていない面もありますので、精進を重ねレッドコーダーになれば、晴れて私も使えるプログラマということが証明されるかと思います。 75分という極めて短い時間でプログラムを作成するので本当の実力の一部分しか計測できないでしょうが、問題自体は非常に良く出来ているとも思いますし、何より自分の実力が客観的に判るので腕に覚えのあるITエンジニアの方は是非挑戦してみては如何でしょうか?
2011-11-07 | コメント:0件



LGA2011とSandy Bridge-E

最近、ブログの更新が滞っておりますので、近況報告がてら更新します。 (ちなみに、国内旅行取扱管理者が受かったのでその記事でもと思ったのですがそういえば受験した記事を書いていなかったのでまたの機会にします。) 世の中不景気と円高が続きますが、あいも変わらずコンピュータ関係は順調に進歩を遂げており、私もニュースをみながら「次世代の私の使用機はどうしようか・・・」と日々ニュースをチェックしてます。 ちなみにちょうど1年程前にこの記事で、『CPUコア数が6(スレッド数12)で、搭載メモリが24GB』とか言っていましたが、最近、マザーボードが発表になりましたX79というチップセットではDIMMスロットが8個ある製品も発売されるらしく、最近では1枚辺り8GBの容量をもつDIMMが発売になりそれも一部では1万円を切る値段になったので、64GBのメインメモリが10万円を切る値段で手に入るということになるようです。 X79はソケットがLGA2011で対応するCPUはSandy Bridge-Eらしいですが、このCPUは8コア(16スレッド)のものもあるようです。 つまり、2011年末~2012年の頭頃に CPU:8コア(16スレッド) メモリ:64GB というマシンが30万円も出せば手に入るということになるかもしれません。 ちなみに、現在私が使っているマシンですが、 CPU:4コア(4スレッド、HT OFF) メモリ:12GB になっています。 CPUはCore i7-920で、Hyper-ThreadingをONにすれば8スレッドになるのですが、OFFで使用しています。 私の使用方法では、8スレッドを使うことはほぼなく、無駄に電力を使うのもなんなので早々にHTをOFFにしました。ちなみにBIOSでは使用するコア数も変えられたので2コアとかにしてみたのですが消費電力的にはあまり効果はなかったので、そこは一応ということで4コアで使っています。 ちなみに、ADP Ver 0.74でマルチスレッド機能(pipe述語)を搭載し、テスト中にCPU使用率が100%になり、『やっと使い切った』と喜んでいました。 またメモリも24GB搭載できるのですが、12GBで特に不満を感じていません。空き容量が7GBでキャッシュが3GBとか言われるとさすがに増設する気になれませんな・・・・ とまぁこんな感じでまったく気合が入っていませんが、まぁ来年あたりまだ円高が続くようでしたら手ごろな価格で高性能マシンが組めるので狙ってみたいです。
2011-10-28 | コメント:0件



対峙

一周年記念記事とかLLの感想とか書くネタはあるのですが、某読者より『最近、猫感が足りないですね。』とご指摘を受けたので久しぶりの猫ネタです。 うちには、ミミチャチャで2匹の猫が居るのですが、この2匹は非常に仲が悪く目を離すと直ぐに喧嘩をします。 不穏な空気が出始めます。   ちょっかいを出し始めるのはチャチャ(茶色)の方になります。   さしずめ、川中島で対峙する、武田信玄と上杉謙信のようです。
2011-08-31 | コメント:0件



通訳案内士試験

先週のLL Planetsに引き続き、今週末は通訳案内士の試験で、来週末、さ来週末とこのところ予定が目白押しですが、 去年に引き続き、28日に通訳案内士の一次試験に挑戦しました(このブログを書いているのは30日)。 今年は、昨年受かった地理と一般常識が免除になり、英語と歴史を受験しました。 通訳案内士の試験ですが、地理、歴史、一般常識がマークシートで問題用紙を持ち帰ることができます。 地理、歴史、一般常識は平均点を取ればよいので甘く考えていたのですが、今年の歴史はだいぶレベルが高く私の得点も微妙で、『また来年』ということになりそうです。 一方で、英語の試験ですが、記述式で試験終了後問題用紙も回収されますのではっきりしたことはいえませんが結構出来が良かったです。 もっとも、問題が去年と比べて易しくなったようで、例えば英作文の場合、『バレンタインデーとは何か?』を80ワード程度の英語で書かせる問題だったのですが、今年は『女性専用車を3,4行(恐らく30~40ワード程度)で説明せよ』、『こいのぼりを3,4行で説明せよ』とかだいぶ問題の難易度が下がったかと思います。80ワードでの作文と40ワード程度×2だと、当然80ワードで書く方が深く説明しなければならないので難易度が高いかと思います。もっとも簡潔に必要事項をまとめるということであれば逆に難易度が高くなりますが問題文からはそう深堀も出来ないかと思うので簡単になったかと思われます。 英語の合格基準は『平均点を60点とした場合に70点を合格とする』とよく解らない基準で、平均点より10点以上上回ると合格というイメージのようなので、私の英語力を鑑みるとこちらも通るかどうかは微妙です。しかし、2年も英語の勉強を続けているとさすがにそれなりに上達するもので、来年は合格に手が届きそうです。と手ごたえを感じただけでも良かったです。 場合によっては歴史が落ちて、英語が通るということもありえるのですが、そうなると歴史の方をだいぶ軽視し英語の勉強ばかりをしていたので少し悔いが残ります。
2011-08-30 | コメント:0件



素直さは如何に大切か

ちょっとADPの記念記事からは外れますが思ったことがありますので記事にしてみます。 技術的な論争を行ったときにどうしても、ご自身の主張(例えば『SQLはオブジェクト指向言語の数十倍の効率』)が否定されたことを認めたくないばかりに、『サルに何を言っても意味がないので、次に来ても消します。』等と言って自説を強弁したり相手を中傷したりすることがあります。 ちなみに、ここで私を文盲のサル扱いしていますが、そういうこと自体が褒められたことではないし見る人がみれば議論から逃げているとして取られないかと思います。 私も含めて人間誰しもそういう面があります。ので、そんなことをいちいち追求しても仕方がないことだと思っていましたし、それを追求すること自体あまり程度のよいものではないと思っている面もありました。 要するに零細企業の一社長が何をいっても社会にはあまり影響がないので言わせておけと思っていましたが、私はこの『事実より自分の主張を優先する』という性が少なくとも日本人の特性として思った以上に根ざしており、零細企業の一社長だけでなくそれなりの企業や組織にもそういうことがあるのではないかと心配しております。 私はこの議論を行っているなかで、『仮にこれが今の原発事故の話ならどうだろう』と思って寒いものを感じました。 つまり、原発事故で某電力会社は事故から2ヶ月後にメルトダウンしたことを認めています。記事 最終的に某電力会社はメルトダウンを認めたから事故の重大さが周知され、我々国民も対応について選択が出来る(または覚悟が出来る)ようになったかと思います。当初はメルトダウンはないといっていたり、発表が2ヶ月後になったということを考えると充分ではないことも明白で、ここでも事実を素直に受け入れることの重要性がわかります。 また、他の電力会社のやらせメールもありましたが、これに関しても『技術的には取り扱いを慎重に行わなければならないのに一方の考え方を押し通す為に、一見技術的には正当とみえるような議論を行う。つまり煙に巻く。』ということで、そう多くないとしても私の回りでもしばしば見受けられる現象です。 ここで重要な点は、技術的な内容についての真偽は技術者しか分からないということで、もし議論する一方が事実をありのまま受け入れずにそれを隠したりねじ曲げたりすると場合によっては大変な過ちを生み出すことになるということです。つまり議論を見ている専門知識を持たない観衆は判断がつかないところで勝手に誤った方向に持っていかれるということです。 私も過去に議論に巻き込まれて事実を受け入れることから逃げたくなったり逃げたこともありますし、やり込められると徹底的に逃げる人もみてきました。さらに裏で手を回して私を追い落とそうとした人もいます。 今回はただの議論なので『まぁいいか』ですみますがそれでも『SQLはオブジェクト指向言語の数十倍の効率』という間違った知識を若い人に伝えたくないのでがんばりましたが、私は今回のことは改めて如何に技術者として特に重要な技術的な内容については正直でなければならないと思い知らされました。 私も頭の体操ということで議論していまし今後も議論を行うでしょうが、こういうことを肝に銘じて技術的な事実関係は真摯に受け止めるように勤めたいですし、相手がそういう態度に出るのなら厳しく追求したいと思います。と同時に権力者が同じように国民を煙に巻いてこの国を誤った方向に持っていこうとしないようにしっかりと見ていきたいと思います(まぁこれには限界があるのですが・・・)。
2011-08-11 | コメント:0件
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